CT-47
亜麻苧麻絹コート
経糸には二種類の麻、亜麻(リネン)と苧麻(ラミー)の国内紡績の混紡糸を使用し、緯糸にはシルクを使用したオリジナルの生地を採用しています。亜麻独特のたわみ感が苧麻と混紡されることで軽減され、さらに緯糸をシルクにすることで肌あたりがやわらかくなり、ネップも出るので初めから着古したような風合いを感じることができます。亜麻・苧麻・大麻の違いはボーケンさんの記事に詳しいので参照ください。
ほとんどのパーツを直線で構成した、平面的なパターン設計が特徴のコートです。袖下に裁ち続きのマチを配した、全体的にゆったりとしたシルエットで、中に着るものに左右されず羽織ることができます。裏面のパイピングテープにはオーガニックコットンを、ボタンには環境負荷の少ないナットボタンを採用しています。
※天然素材独特の糸の節やムラ感があります。風合いを重視し、繊維長が不均一な原料を使用している為ですので、表情の一部としてお考えください。生地の糸が切れ、穴が開く可能性がある為、糸の節は無理に引っ張らないようご注意ください。
※濃色で染色をしています。色移りを避ける為、淡色との組み合わせはお控えください。色の退色を防ぐ場合はドライマーク用の洗剤を使用し、日陰で干してください。製品後の加工の為、1点1点、色の出方やサイズが微妙に異なります。
- 表地混率
- 麻64% 絹36%
- 表地原料
- フランス(亜麻) 中国(苧麻) 中国(絹)
- 表地紡績
- 愛知・豊川(麻) 中国(絹)
- 表地製織
- 滋賀・高島
- 整理加工
- 静岡・浜松
- 縫製
- 大分・竹田
- 染色
- 東京・文京