JK-80
中わた刺し子織ジャケット2
経糸にコットンを使用し、表面、中面、裏面にはそれぞれ異なる緯糸を打ち込んだ、3重構造のオリジナルの生地を使用しています。表面のウールは細く密度を上げて織ることで風の侵入を防ぎ、裏面のシルクの絹紡紬糸はしっかりと吸湿をしながら柔からな肌当たりとなっています。中面にスポンディッシュウールの単糸を経糸と組織せずそのまま飛ばす事で、糸の膨らみが十分に生き、中わたの役目をするようになっています。天然繊維のみで、化繊の中わた生地に引けを取らないくらいの防寒性・快適性を目指した企画となっています。また、表から見える刺し子の部分は織りで表現されていますが、こちらの糸には表情が生まれるよう絹紡紬糸を使用しています。
デザインは身幅や袖幅を大きく設定し、ゆとりをもたせたパターンとなっています。前端から裁ち続きの襟にかけて、生地の地の目を合わせることで、刺し子織りの表情が生きています。両側に大きなポケットが付きます。
※洗濯による寸法の変化が出やすい素材です。洗濯の際は中性洗剤を使用し、30℃のぬるま湯での手洗い、又は洗濯機のクリーニングコースを使用してください。十分に伸ばしてから干していただくと、元の寸法に戻ります。
※風合いのある天然素材を使用しています。糸の節やムラ感は表情の一部としてお考えください。使い始めは裏面の毛玉が落ちますが、使用を繰り返すと落ち着きます。使用中に出てきた毛羽は無理に引っ張らず、気になる箇所をカットしてください。
- 表地混率
- 毛50% 絹25% 綿25%
- 表地原料
- 経糸 綿(インド) 緯糸 毛(ニュージーランド・イギリス ・オーストラリア) 絹(中国)
- 表地紡績
- 経糸 綿(インド) 緯糸 毛(中国及び大阪・泉大津) 絹(中国)
- 表地製織
- 兵庫・西脇
- 縫製
- 大分・竹田