JK-87
OC絹シャンブレー羽織ジャケット
経糸にはインド産のオーガニックコットン、緯糸には絹紡紬糸を使用し、尾州産地で織り上げたオリジナルのシャンブレー生地です。絹紡紬糸は、絹紡糸を紡績する際に生じる短い繊維を再紡した糸で、控えめな光沢と絹特有のしなやかさを併せ持っています。シャンブレーとは、経糸と緯糸の色を変えて織ることで、表面に深みのある色調を生む平織の構造を指します。全色で経糸と緯糸の色を変えており、光の当たり方や動きによって色の奥行きや陰影が感じられる仕上がりです。シャトル織機を独自に改造したレピア織機で、糸に負荷をかけずにゆっくりと織り上げ、最終工程でタンブラー仕上げを施しています。しっかりとした密度を保ちながらも、綿と絹のやわらかな風合いが残る柔らかな生地です。
非常に身幅を広くとり、布をまとうようなシルエットの羽織ジャケットです。平面を意識した構成で、後ろ衿が自然に立ち上がることで、着物のような印象を持たせています。身体と生地の間にゆとりを生むことで、体型や中に着るものを選ばず着用できます。前開きにはファスナーを使用しており、開閉によって印象を大きく変えることができます。ファスナーを全開にすると左右が完全に分かれる仕様です。日常の道具としての機能を意識し、ポケットを配しています。
※短繊維の糸を使用しているため毛羽立ちが見られることがありますが、素材の特性としてご了承ください。毛羽は無理に引き抜かず、気になる部分はハサミで取り除いてください。アイロンは高温とスチームを避け、必ず当て布を使用してください。
- 表地混率
- 綿50% 絹50%
- 表地原料
- インド・ウガンダ等(綿) インド(絹)
- 表地紡績
- 大阪・南市(綿) インド(絹)
- 表地製織
- 静岡・浜松
- 整理加工
- 静岡・浜松
- 縫製
- 青森・青森
- 染色
- 愛知・蒲郡