SH-100C
大麻プルオーバー 3
大麻100%の糸を経糸、緯糸に使用しています。大麻は強靭な繊維ですが、経年変化で肌に徐々に馴染んでゆき、麻から綿のような質感の変化が楽しめます。大麻の特性であるひんやりとした触感は洗濯を繰り返しても継続し、真夏でも快適に着用が可能です。大麻布の歴史については近世麻布研究所所長 吉田真一郎氏の記事に、大麻・苧麻・亜麻の違いはボーケンさんの記事に詳しいので参照ください。オーバーサイズのプルオーバーで、前立てに大胆なタックを入れる事で身体と生地の空間を多くとることで、着ていないかのような解放感があります。肩にいせ込みを入れる事で肩周りの運動量を確保しています。緩やかに立ち上がった襟は本来なら首に直接あたりやすい構造ですが、バイヤスにする事で肌に馴染みやすくシワになりにくいのが特徴です。ゆったりとしたシルエットの為、着脱がしやすいです。
※天然素材独特の糸の節やムラ感があります。風合いを重視し、繊維長が不均一な原料を使用している為ですので、表情の一部としてお考えください。生地の糸が切れ、穴が開く可能性がある為、糸の節は無理に引っ張らないようご注意ください。
※草木や虫から抽出した染料による染色のため自然のムラ感があります。色移りの可能性があるので、初めは淡色のものとの使用は控え、中性洗剤で洗濯してから陰干してください。製品染めの為、1点1点、色の出方やサイズが微妙に異なります。
(胡桃・蓬・茜)
※天然藍で染色しています。使用を繰返すことで淡い色へと変化していきます。色移りの可能性があるので、初めは淡色のものとの使用は控え、中性洗剤で洗濯し、陰干してください。製品染めの為、1点1点、色の出方やサイズが微妙に異なります。(藍・藍×胡桃)
- 表地混率
- 植物繊維(大麻)100%
- 表地原料
- 中国・黒竜江
- 表地紡績
- 中国・山西
- 表地製織
- 愛知・一宮
- 整理加工
- 滋賀・東近江
- 縫製
- 岐阜・岐阜(2024SS以降) 京都・京都(2023SS以前)
- 染色
- 京都・京都